2010年10月6日水曜日

尖閣事件で仙谷官房長官は裏で中国に賠償をした

 なぜ日本が中国に損害賠償をしたのか、そのいきさつを説明しよう。
 今回の尖閣事件で日本は日本の安全保障を米国に頼った。その見返りとして、米国のイラン制裁協力のため、日本が有するイラン石油採掘権の放棄を受け入れたのかもしれない。しかもなぜかこのタイミングで日本が放棄した石油採掘利権をそのまま中国が引継いだのである。これを偶然というにはあまりにも出来すぎている。要は、裏で日本は中国に屈したのである。結果、日本はイランの石油採掘権を失い、中国は要求した賠償に取って代わる大きな石油採掘利権を得たのである。
 日頃、戦略的互恵関係を標榜する仙谷官房長官が、検察措置を了とした。これは違うだろう。戦略的互恵とは互いを尊重することだ(これは世界に通用しない日本人的考えでもある)。今回は、被害者である日本が尊重されなければならないし、中国は、謝罪と賠償をしなければならないのである。
 さらに中国船長らを領海侵犯と公務執行妨害で裁くという世界常識にかなった措置を取り、かつ、大きな声で日本の立場を世界に発信しておれば、問題は早く解決したのである。
 仙谷官房長官の判断で、日本の財産、領土(竹島、北方領土含む)と信頼を失った。彼は政治家としてはあまりにも愚かである。

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